見たり読んだり、なにか発見したり。

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 いま私が最も愛する石原理の最新コミック。手にしただけでホクホクと嬉しい。連載していた雑誌が最近ネット配信に切り替わったらしいが、無事1巻が出ました。あなめでたや。
 昨年末、「あふれそうなプール」文庫版で石原さんにどっぷりハマり、すぐさま「まんだらけ」に走り、並んでいる全作品を棚買い。その後もコツコツ集めて、現在入手可能な単行本はほぼゲットしました。
 石原作品はほとんど男しか出てこないし、彼らの恋愛も描かれるので(そうでないものも結構ある)、いちおうBLにカテゴライズされているが、そんなジャンル分けが無意味に思えるくらい、

 普通のマンガとして面白いよ、これ。

 と思う。BL的な要素が見え隠れするからこその面白さ、であることは否定しないが、それを直接に描いても匂わせるだけにとどめても、読んでいて心が躍るのだ。巧みに練られたストーリーに、気持ちよくスパッと乗れる。

 最新作のタイトルは、心の中に咲く、大輪の「ひまわりのようなあなた」のこと。伝説の元トラック野郎にして今はラーメン屋の一輝(いっき)を軸に、いろんな男がいろんな男を自分の「ひまわり」として慕い、熱い闘い(おもにラーメンを作ることだが)を繰り広げる話。今回も石原さんのお家芸ともいえる、仕事熱心で一本筋の通った男がぞろぞろ登場し、恋の予感をにおわせつつも、容易にそういう展開にはならない(はず)。男たちの真剣勝負のむこうに待っているのは何か? 2巻を楽しみに待つことにします。

 石原さんはデビュー当時から、若者が大暴れするサイバーパンク風の話や、戦争物、時代物、爽やか恋愛物などさまざまな作品を手がけているが、最近はそのテーマの幅広さに開放感のようなものが加わってきた気がする。どこか突き抜けた感じがするというか。「ひまわり」67ページの翔さんは、なぜ全裸なんだろう(笑)。絵柄も大小の変遷を遂げてきましたが、ここ数年の、やわらかな描線にぽってり唇という官能的な感じもイイです。また、最近は子供の描写に何とも言えないかわいらしさとふくよかさがあって、見ていてほっこりする。
 
 ところで、「犬の王」(名作の予感)、「テッペンカケタカ」(傑作の予感)の続編はいつ出るの? そちらも首を長くして待ってます。
 
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2009.03.31 / Top↑
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