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見たり読んだり、なにか発見したり。

 先週の、原田芳雄さん逝去のニュースはショックだったが、
 今朝飛びこんできたエイミー・ワインハウス亡くなるの報にも驚いた。
 天才歌手、アルコール&薬物依存、奇行…とさまざまな冠が付き
 生き急いでいる女性という感はあったが、27歳の死はあまりに早い。
 R&Bにまったく興味のない私が唯一CDを買った人であり(元々ジャズ寄りだが)
 ラジオかPVで初めて聴いたとき、ねっとりと絡みつく声に惹かれたことを覚えている。
 もっともっと活躍してほしかった。合掌。

 昨日、たいそう久しぶりにプラネタリウムに行った。
 子どもの頃から五島プラネタリウムが好きで、あれ以上のリラクゼーション施設は
 ないと思うくらいのだが、2003年、東急文化会館の解体に伴う
 同プラネタリウム閉館以降は、とんとご無沙汰だった。
 
 数日前に「100年の難問はなぜ解けたのか」(新潮文庫)を読み、
 ポアンカレ予想というのが〈宇宙の形〉を論じたものだと知ったことから
 宇宙、夏ときて星空……と芋づる式にプラネタリウム熱が再燃。
 この7月にリニューアルしたサンシャインシティの「満天」に足を運んだ。
 大人1000円/投影時間は1回50分(うちCMが10分)

 満天のスポンサーはコニカミノルタ。
 同社が誇る最新の投影機器&客を飽きさせない番組構成(女子アナやアイドルも登場)で、
 しばらく見ないうちに、プラネタリウムの世界もすっかりエンタメ化されていた。
 私が見たのは「宇宙の天気予報」というやつで
 火星・金星・土星の衛星タイタンの気象情報と、定番の季節の星座の話。

 プログラムの前には短いCM映像が流れ、これが楽しかった。
 南極、ガラパゴス、クジラの泳ぐ海、アジアの蝶の楽園などにカメラがつぎつぎ移動し、
 観客も一緒にそこに飛び込んだような気分が味わえる。
 これだけ30分見ていたい、と思うくらいワクワクした。
 
 夏休みということもあるのか、場内は家族連れかカップルばかり。
 涼を求めて(?)ふらりとやってきた独り者は、ほぼゼロだった。
 エンタメ・ハイテクも悪くはないが、
 五島プラネタリウムの学芸員の男性の優しい語り口が、やはり懐かしい。
 あれは毎回、生放送(でいいのか?)の解説だったしな。

 今度は、去年できた渋谷のプラネタリウムに行ってみよう。
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2011.07.25 / Top↑