見たり読んだり、なにか発見したり。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
 年をとると和物に惹かれるようになる、とはよく言ったもので
 ご多分にもれず、40代になって順調にそっち方面へ進みつつある。
 着付けも陶芸も俳句も、やりたいと思うだけでまだ実現していないが、今はお手軽に
 「和テイスト」の小説や漫画(ましろのおと)、CD(初代高橋竹山)等を満喫中。

 そして、今回は人生初の文楽鑑賞。
 せっかくなら人間国宝の至芸を観たいと思い、第二部(16時開演)を選ぶ。演目は
  ・傾城反魂香(けいせいはんごんこう)~土佐将監閑居の段
  ・艶姿女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)~酒屋の段
  ・壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)~阿古屋琴責の段

 文楽の素晴らしさについては、三浦しをんさんが自著で熱く語っているが、
 彼女の愛の深さを裏切らない、とても面白くて奥の深い芸能だと思った。
 こういう世界は退屈だという向きもあろうし、実際、寝ている人もいたが
 私は見ているうちに前のめりになるわ、目がランランと冴えてくるわ、
 見た目、ちょっとへんな人になっていたかもしれない…。

 筋書きは、よーく考えればそれはちょっと無理があるのでは? という強引さもあり、
 でも、そこが面白いのだ。どんな荒唐無稽な話でも
 大夫(語り)、三味線(演奏)、人形(演者)の黄金の組み合わせにかかれば
 「壮大なエンタメ」に変身してしまう。
 文楽マジックに耽溺しつつ、ご機嫌で帰ってきました。
 この調子だと、九月公演にも足を運んでしまいそう。
... 続きを読む
スポンサーサイト
2012.05.20 / Top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。