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 昨今の美魔女ブームとか、アイドルの低年齢化もそうだと思うが、
 (40代芸能人男が20代女と結婚する率の高さも然り)
 若さに価値があり、老いは悪という日本人の不老信仰には根強いものがある。
 個人的には、アンチ―アンチエイジングで行けたらいいなと思っているが、
 「奇跡の〇歳」的な称賛が、掛け値なくふさわしい分野がひとつある。

 それこそがアスリートの世界だ。彼らのパフォーマンスに対して
 年齢を引き合いに出して称えるのは、それなりに意味がある。

 で、今回はシルヴィ・ギエム「奇跡の48歳」です。
 100年に1人の逸材といわれるバレエダンサーで、来日公演は30年以上前から。
 バレエにはまったのがつい最近で、クラシックよりモダンを見ることが多いので
 モダンをこなす奇跡のダンサーには興味があった。

 演目は「カルメン」(マッツ・エック振付)で日本初演。
 魔性の女カルメンが赤いドレスに身を包んで、ドン・ホセを翻弄する。
 踊りのテクニックのことはまったくわからないが、
 舞台狭しと駆けまわり踊る彼女の凄さはわかった。気魄と妖艶さ。
 あのコンディションを保つには、徹底的な身体管理が必要だろう。
 目に見える情念と目に見えないストイックさが、背中合わせに存在する世界。
 ドン・ホセを演じたマッシモ・ムッル(イタリア)も
 苦悩の人をセクシーに踊ってカッコよかった。

 同時上演は、バレエダンサーの日常を切り取った「エチュード」。
 バーレッスンなどのシーンが楽しい。東京バレエ団の群舞は見事に揃っていて
 日本人のアンサンブル技術の高さに驚く。とくに女子はレベルが高い。

 とかなんとかいいつつ、席が5階E席下手寄りだったので、
 実は下手の3分の1くらいが全然見えなかった。
 カルメンがどこにいるのか、「エチュード」のダンサーが何をしているのか、
 蚊帳の外の時間がけっこうあり、自然、集中力が途切れてしまう。
 何をやってるか見えない舞台ほど、取り残された気分になるものはない。(笑)

 今回、わかったこと。
 シルヴィ・ギエムは凄い。化け物といってもいいくらい。
 もうひとつ、バレエダンサーの体格差は男性のほうが顕著。
 テクニックは努力でどうにかなっても、見た目を変えるのは難しい。
 世界で活躍している日本の男性ダンサーは、それだけ素晴らしいということだ。
 そして最後。
 東京文化会館のE席には座るな、もっといい席を取れ。(笑)
 
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2013.11.18 / Top↑
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