見たり読んだり、なにか発見したり。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
 みんな同じことを考えていたと思うんですよ。
 新生キリンジはぶっちゃけどうなのか、本当に大丈夫なの?―――と。
 8月に夏フェスを見たが、20分程度の演奏では正直よくわからなかった。
 なんとなく「高樹とゆかいな仲間たちオンステージ」のような印象で
 これが新しいKIRINJIです、といわれても順応しきれなかったのが正直なところ。

 で、今回のオーチャードホールお披露目公演。ここはロックの人はほとんど演らないし、
 まさかクラシック寄りということはなかろうが、
 いったいどこへ行こうと? 大阪はクラブクアトロだというし。

 私が見る限りお客さんはよく入っていたと思う。よかったよかった。
 そしてナゼか、私の周辺は自分も含めほとんどが一人客。
 こんなところにも「おひとりさま」の風が吹いているらしい。

 で、幕が開き―――ダブルアンコールを含めて3時間弱、
 ほんとうに楽しかった。豪華でカラフルなのに、じっくり音楽を聴かせるステージで
 初めての長時間ライブながら、ものすごい安定感。

 メンバー全員が手練れのミュージシャンなので、演奏のクオリティは
 いわずもがな。コトリンゴさんのキーボード、弓木さんのバイオリンとギターが
 加わったのは強い。これからは泣きのバラードもストリングス付きで楽しめそう。
 女性2人は声の個性的なボーカリストでもあるので、
 南波志帆の曲をやるなど幅が広がったし、
 ドラムの楠均さんがむちゃくちゃ美声だったのも、うれしいサプライズだった。
 叩きながら歌うのは大変だけど、楠ボーカルが増えることを期待したい。

 ボーカリストとしての高樹さんは堂々として、もうまったく不安はなし。
 龍角散タイムと称して、「悪の白い粉」(笑)を摂取する姿はご愛敬だが、
 そのノドの管理がライブの成否を左右しそうな気がする。 
 腕っこきのメンバーを擁しているとはいえ、
 “高樹さんの”バンドという位置づけは、当分変わらないだろう。
 すべての曲を作ってフロントマンをやって歌う、というポジションが
 大変なのは言うまでもないが、ここが高樹さんの頑張りどころかな。
 
 今日来てくれたお客さん、ほんと大好き。

 今日は特別な日なので、船の進水式をモチーフにした新曲をやります。


 などの高樹発言に、ご本人の偽らざる心境が窺えます。

 総じて、無くなったものを思い起こさせるのではなく、
 今まで無かったものを取り入れ、新しい引き出しを開けるような演出。
 その転換は見事だった。
 これまであまり演奏していないソロ曲なども新鮮だし、
 新曲が多いので、過去にとらわれずキリンジワールドが堪能できた。

 (使用料がお高そうな)オーチャードホールでライブをしたのは
 スタッフからのプレゼントだったのかな、とふと思った。
 ライティングも飾り物も華美で、
 オリジナルクリスマスソング(とても可愛い曲)のときは
 緑と赤の光がキラキラしてきれいだった。
 
 終演後、冷えた外気の中を歩くのは気持ちよかった。
 身も心もあたたまり、これが今年のクリスマスプレゼントということで。
スポンサーサイト
2013.12.14 / Top↑
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。