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 前座(トッピング)は、立川こはる「権助魚」。テンポのいい噺家さん(女性)。

 談春師匠が登場し、第一部は「真田小僧」。
 ナマイキで弁の立つ子供が、父親から小遣いをせしめるために
 知恵をめぐらし、父親はそれにまんまと乗せられる。
 我が子のこすっからさに引き換え、かの真田幸村公は……と女房に講釈をたれる
 父親。子供はそれをこっそり聞いていて、さらなる悪知恵を働かせる。

 第二部は「らくだ」。大酒のみで長屋の嫌われ者の「らくだ」と呼ばれる男が
 主人公かと思いきや、この人は出てきて間もなく河豚に当たって死んでしまう。
 こういう構成は、落語では珍しいらしい。

 らくだの兄貴分の乱暴者・半次は葬式を出そうとするが、カネがない。
 この男が、今までらくだの狼藉に悩まされてきた気弱な屑屋の久六を利用して
 大家や長屋の住人にカネや料理を出させようと謀る。
 
 前半、半次の言いなりになって、理不尽な目にあう気の毒な久六の姿が笑い所だが
 じつはこの男には酒乱の気があって、ずっと断酒していたという伏線がある。
 通夜の席で半次に強制的に酒を勧められた久六が、次第に酔っぱらい、絡みはじめ、
 半次との立場が逆転していくのが、この噺の最大の見せ場。

 談春師匠の雰囲気というか面構えは、荒くれたヤクザ者にぴったり。
 酔っぱらいのへべれけ具合も絶妙で、これは得意とする噺の一つだと思う。

 当代きっての売れっ子なので、当然会場は大ホール。
 2階席から見ながら、落語を味わい尽くすにはこのハコは大きすぎるなあと正直思う。
 まあ、しょうがないんですけどね。
 
 
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2013.09.06 / Top↑
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