見たり読んだり、なにか発見したり。

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 18世紀イタリアの喜劇作家、カルロ・ゴルドーニの同名作を
 三谷幸喜が脚色している。舞台を現代に置き換えているため、
 基本的な設定以外は、三谷さんの作品と考えていいんだろう。

 登場人物の腹の探り合い、駆け引き、恋愛をめぐるドタバタなどが描かれ
 喜劇の筋立てとしてものすごく秀逸とは思わなかったが、
 豪華な出演者がこれでもかと張り切っているので、もちろん面白くないはずがない。
 狂言回しの八嶋智人さんなんか、貫録さえ感じた。客いじりの安定感はもはや芸人のよう。

 私の最近のご贔屓は浅野和之さんなのだが、
 今回も素晴らしかった。なんなんだ、あのキレっぷり。
 (80代の老人で、身体の自由がきかない役!)
 芸達者が集うなかでも、明らかに一番おいしいところを任されていた。
 初めからそういう意図だったのか、稽古の過程でそうなったのかはわからないけれど。

 浅野さんは今年、歌舞伎からコメディ、マイム、翻訳物と結構な数の舞台に出ている。
 演技の幅が広くて、器用で、「なんかやってくれそう」という期待に対して
 「やっぱりやってくれたよ」という結果で応えてくれる役者だと思う。
 まあ、いろいろ出すぎてて、(主に金銭面で)追いかけきれないのだが。

 その浅野さんも常連の三谷さん公演は、
 有名どころの役者を派手に集められるのが醍醐味になりつつあるが、
 最近見たものは、わりと「あー面白かった」で終わってしまうような……。
 喜劇に対して、意味や意義を持たせすぎないというポリシーがあるのかもしれないけど、
 こちらの想像を超えた内容に衝撃を受け、帰り道にうだうだ考え込んでしまうような芝居も
 捨てがたい。というか、どちらを選ぶかと言われれば、そっちを選択するかな。
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2014.07.10 / Top↑
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