見たり読んだり、なにか発見したり。

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 昔から動物はなんでも好きだった。なんでも好きだから犬派でも猫派でもなくて、いつかはケヅメリクガメなんかも飼ってみたいと思っている、ドリーミーな中年です。
 何派でもないが、とくべつツボにハマった動物キャラに出会ったときは胸が躍る。直近では、今市子『百鬼夜行抄』の尾白・尾黒(モデルは今さんの飼っている文鳥)に身悶えた。何気に人の話を聞いていないところなど、鳥という生き物の本質を突いていてすばらしい。「ささっ、姫。一献を」とか言って、私も彼らにお酌してもらいたい。
 
 犬キャラで世界的に有名なのは、スヌーピーやディズニー関連キャラだろうが、私的には、
 1.「チキチキマシーン猛レース」のケンケン
 2.「ウォレスとグルミット」のグルミット
 英米産の2頭が双璧で、ついで内田かずひろ「ロダンのココロ」のロダンか。佐々木倫子「動物のお医者さん」のチョビも、マイペースな人間たちに振り回されていい味を出していた。
 ところで最近、すごい犬を見つけたのです。川原泉の代表作のひとつ「笑う大天使」に出てくる黒犬ダミアン。真っ黒くて鼻も口もなく、目の部分だけが白抜きになっている斬新なフォルム。黒目すらなく表情が一切ないのに、この可笑しさは一体なんだろう。ときどき形が人間に変わったりするメタモルフォーゼっぷりは、カフカもびっくりだ。犬のキャラクターを描く際に、こういう表現でいこうと思った川原さんのセンスに座布団10枚。

 そんなこんなで、ずいぶん遅ればせながら川原泉を読んでいる。あふれんばかりの知識を嫌味なく物語に落とし込む力はさすがの一言だし、80年代の少女マンガならではの知性(とある種の葛藤)をびしびし感じる。リアルタイムで読んでいたら、どう感じたのかな。
 恋愛メインのものより、どちらかといえば、「殿様は空のお城に住んでいる」「銀のロマンティック…わはは」「甲子園の空に笑え」のような話が好き。低体温で知的で、しかもムチャクチャ可笑しいという作風にやられた。
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2009.04.15 / Top↑
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