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 ビル・マーレイの出演作を見るのは「ブロークン・フラワー」(2005年)以来。

 この人の「鉄仮面」効果は絶大で、どんなキャラクターにも含みがあるように見える。
 今回の役は偏屈で嫌われ者、無職で金に困っている初老の男。
 このヴィンセントと、隣に越してきたシングルマザーの母親とひ弱な男の子の交流を描き
 そこそこ笑えるし、感動的なシーンもあるのだが、
 終わってみればあと何かひとつ足りない感じがする作品。

 物語のクライマックスは、
 初対面時の嫌悪感から次第に彼に親しみを抱くようになるオリバー少年が
 学校の「自分の身近な聖人」を紹介するスピーチコンテストでヴィンセントについて語り、
 会場に足を運んだ彼が「聖人」として表彰されるシーンだが、
 個人的には、そんな立派な話にしなくてもよかったのではと思う。
 もっとちょっとしたエピソードで、ヴィンセントが「本当は孤独で、でも優しい人」という
 キャラクターは十分生かせた気がする。
  
 実際、ゴールデングローブ賞にノミネートされたが、受賞は逃している。
 ビル・マーレイやメリッサ・マッカーシー、ジェイデン・リーベラー、
 ナオミ・ワッツは好演しているけれど、
 脚本に今一歩工夫があればと思う。
 くだんの賞を逃したのも、それが理由ではないかと。

 エンドロールではビル・マーレイがボブ・ディランをまるまる歌ってます。
 (楽しそうな脱力歌唱)
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2015.09.14 / Top↑
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