見たり読んだり、なにか発見したり。

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 「ワンピース」なのに、会場にあまり若い人がいないのが新鮮だ。
 リアル読者であろう小中高生にいたっては、ほぼ見当たらず。
 原作ファンらしき20代くらいの女性はいるものの、平均年齢は60代くらいか?
 
 原作のほうは正直、ドレスローザ編以降、挫折しかかってますが、
 今回は魚人島~女ヶ島~インペルダウン~頂上戦争が題材です。
 「ハイキュー!!」とちがって何度も読み返さないから
 忘れている内容も多いものの、
 まったく知らずに観るよりは、5割増しで楽しめたと思う。
 
 スーパー歌舞伎は20年くらい前に、先代猿之助の舞台を観たことがある。
 「ヤマトタケル」だったかな。
 馬(の張子)に猿之助がまたがって空を飛ぶのを、口を開けて眺めていた。
 宙乗りは江戸時代からあったらしいが、昔はむろん人力だから
 大ホールの天井付近をスイスイ飛び回る演出を猿之助が始めたことは、
 まさに「スーパー」歌舞伎にふさわしい技術革新だったんだと思う。

 新時代のスーパー歌舞伎はさらにパワーアップして、
 サーフボードに乗った猿之助ルフィが会場狭しと飛び回る宙乗りや、
 尋常じゃない水量のなかで立ち回りをするボン・クレーと赤犬の熱演、
 軽々とバック転をこなす黒子(?)軍団の群舞のような戦闘シーンなど、
 とにかく、観客を楽しませる演出がたくさん。年甲斐もなくキャッキャしてしまった。
 右近の白ひげ、猿弥のジンベエを始め、
 配役も原作のイメージに近くて違和感がないし、衣装の豪華さも申し分がない。

 この意外なまでの相性のよさは、「ワンピースで歌舞伎」というアイデアを思いついた制作側の
 勝利だと思う。脚本・演出の横内謙介(と市川猿之助)、いい仕事をしました。

 三役をこなす猿之助も頑張ったけど、今回のMVPはボン・クレーを演じた巳之助だろう。
 ボンちゃんというキャラを知らない人が見ても、彼の演技には圧倒されると思う。
 台詞回しはカンペキ、おかまちゃんの悲哀を漂わせつつも、立ち回りになればキッレキレ。
 歌舞伎役者の本領を存分に発揮する。
 赤犬の嘉島典俊もカッコよく、この二人の戦いはいつまでも見ていたいくらい。

 個人的には、浅野和之のイワちゃんが見られて眼福でした。
 網タイツにハイヒール姿で得意のパントマイムに励む60歳。素晴らしい!
 

 
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2015.10.09 / Top↑
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