見たり読んだり、なにか発見したり。

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 似たようなテーマ&シチュエーションの「ゼロ・グラビティ」とは、
 また全然違ったアプローチだったが、とても楽しめた。
 2時間半もあるのに、ぜんぜん飽きないし、中だるみもしない。
 脚本の良さや演出、マット・デイモンが上手いってこともあると思うが。

 この映画の印象について、長嶋有さんが「淡々」と言っていた。
 火星にひとり残された主人公は、意識を取り戻した直後から、
 自力で腹に刺さったボルトを抜き、
 水を作り、ジャガイモを育て、生き抜くための知恵を総動員して日々を暮らす。
 淡々、淡々。1日、そしてまた1日。
 彼の相棒はクルーが残した80年代のディスコミュージック(ドナ・サマーとか)で、
 その能天気な音楽にうんざりする姿など、ユーモアも忘れない。

 笑わすでも泣かすでもなく、極力ドラマティックな要素を排して
 サバイバル生活を描いているのが、かえって心に残る。
 もちろん、彼を帰還させるために心を砕く人々の描写が挟まれているからこそ、
 淡々とした日常と好対照をなすわけだが。

 それにしても、ハリウッドの役者の宇宙遊泳の芝居は観てて楽しい。
 彼らのスタイルや身のこなしが美しいこともあるけれど、
 イメージ的に、日本人の役者にはこの動きが似合わないという先入観がある。

 もうひとつ。
 人類はまだ火星への有人飛行を叶えていないわけだが、
 映画の中でもすでにいろいろな廃棄物があって、まだ見ぬ未来の環境破壊に思いをはせる。
 コロニーや乗り物類、各種通信機器など回収しないことを前提で送りこんでいるのなら
 宇宙ゴミは増える一方だろう。まさに、「プラネテス」の世界だ。
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2016.02.26 / Top↑
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