見たり読んだり、なにか発見したり。

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 祝・完結の大正時代ロマンス。4巻の時点で確信はしていたけど、蘇芳と少尉、丁子と岩吾がそれぞれうまく行って、ほっとした。延々、紆余曲折だったからね(笑)。最終巻を読んでいるとき、たまたまiPodからキリンジの「スイートソウル」が流れてきて、うわっこの曲よく合うな~、祝福の鐘のようだな~と幸せな気分になった。

 鳥人さんの描く話は独特で、業が深いがゆえに苦悩も大きいというテーマが少なくない。男女の関係を男同士に置き換えたようなBLも多いが、そんな甘い展開には目もくれない鳥人作品が、私は好きだ。たいてい主人公たちは痛い試練に打ちのめされるが、美しい絵と切れのある台詞にぐいぐい引っ張られ、気づけば応援団のごとく、なんとしてもキミたちには困難を乗り越えて幸せになってほしい、と願わずにいられない。

 「彩おとこ」もまたそういう路線の話だが、設定そのものはけっこう深刻なのに、笑ってしまう場面が満載なのが鳥人ヒロミのバランス感覚だろう。脇役にいたるまで魅力的で、ここぞというときみんな優しいし、背中を押してくれたりもする。大正の呉服屋を舞台にした人情物としても、楽しく読めると思います(どっぷりBLではありますが)。
 あえてナゾを残したラストも、個人的には大河ドラマにふさわしくていいのではないかと思う。私は、あの人は××に関係する人物ではないかと推理してみました。
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2009.05.04 / Top↑
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