見たり読んだり、なにか発見したり。

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 ミン・ミュドン監督、2008年韓国。よしながふみ原作コミックに忠実な映画と聞き、どんなふうに料理されているのか見てきました。公開直後、主演のチュ・ジフンが麻薬所持容疑で捕まったため、かえって観客は増えているらしく、水曜1000円デイの本日は、初回からびっくりするほどの長蛇の列。
 配給会社としては、事件を受けて公開館を増やすのは憚れる、でも観客は増える一方なので、打ち切りにもできないという、ジレンマを抱えているようです。

 原作を読んでいるか否かで感想も違うかもしれませんが、個人的には、詰め込みすぎでもったいないという印象を受けた。原作に忠実な分、エピソードがてんこ盛りでめまぐるしいし、主役のジニョク(オーナー橘の役)のトラウマについても、もう一歩踏み込んで描いていたらと思う。きわどいシーンにも果敢に挑戦し、ミュージカル仕立てにした演出にも工夫はあったし、ケーキもきれいだったが、

 面白かったけど、一晩で内容を忘れてしまう娯楽作 

 という感じだった。でも、それはそれでいいと思います。

 よしながさんのマンガは、言葉のないコマほど雄弁で胸にしみるので、台詞(や独白)で全部を説明しようとする表現法では、情感や余韻が失われるのは仕方ないのかもしれない。
 帰ってきてから、同人誌「永遠はありますか」「青い鳥」(いずれも名作)を引っ張り出して読んだが、よりディープなこちらの世界を映像化するのは、至難の業だろうな。
 そういえば、「大奥」も映画化決定だとか。……大丈夫なのでしょうか。
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2009.05.13 / Top↑
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