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 弟を観たら、兄のほうも観なければキリンジャー(?)の名がすたる。
 というわけで、高樹さんの呼びかけで今年結成された「ザ・グラノーラ・ボーイズ」初ワンマンライブへ行ってまいりました。(2ndステージ)

 堀込高樹 Guitars & vo
 矢野博康 Drums,Electronics & vo
 千ヶ崎学 Bass & vo
 桜井芳樹 Guitars,banjo & vo
 田村玄一 Pedal Steel,Steel Pan, Guitars & vo

 いかにも腕っこきの通人バンドの匂いがプンプン。桜井さんだけは不明にして存じませんでしたが、多彩な音楽に精通してそうな方々です。ワイン片手にピスタチオをポリポリしながら待っていると、21時30分過ぎ、白シャツを着用した地味なおじさんたちが(笑)ステージにご登場。
 オープニングは富田勲作曲「新日本紀行」のテーマときた。やっぱり渋い。カバーとオリジナルが半々くらいの構成で、歌モノは高樹さんがリードボーカルをとった「コンドルは飛んで行く」&ムッシュかまやつの「わがよき友よ」の2曲のみ。ほかにカバーではゾンビーズ、ハーパール・ピサールなどをやっていた。

 キリンジファンだし高樹さんファンでもあるけれど、自分は基本的に歌フェチなので、こういう“演奏巧者がタッグを組む”タイプのバンドのライブをどう楽しめるか、はっきり言って未知数だった。しかしフタをあけてみれば、

 歌がなくても、ものすごく楽しい!

 頭より先に、体が反応してしまう。オリジナル(つまり新曲ばかり)は5、6曲あったと思うが、どれもみんないい。歌モノ的なメロディーの制約を受けない分、音の流れやうねりに身をまかせていると、とてつもなく気持ちよくその世界に入っていける。ジャズでもブルースでもカントリーという感じでもなく、ひたすら気持ちいい音の洪水。これが、多彩なルーツを持つミュージシャン同士の化学反応なのね、と腑に落ちた。

 高樹さんの書いた曲も魅惑的で、後を引く感じでした。ああいい曲だな~と浸りながら、私がハーパール・ピサールやラー・バンドやハイラマズを買ったのも高樹さんの紹介がきっけだったことを思いだす。あのメガネのにいさんの中には、いろんな音楽がパンパンに詰まっている。彼の放つやたら守備範囲の広い「名曲」は、その畑で耕されているわけだ。

 2回公演のビルボードは持ち時間の関係上、MCは少なめ。ですが、クリスマスイルミネーションが始まったばかりのミッドタウンを敵にまわすような「(クリスマスと言って)世の中が晴れやかになるのは、けしからんですね」という高樹さんの相変わらずな発言と、続く「この時期にあえて『ゆく年くる年』(新曲)という曲をやります」の紹介がツボに入った。

 1時間半弱のステージで、アンコールではお約束の「カーテンオープン&夜景&音楽」の演出あり。高樹さんはお気に召さなかったかもしれないが(笑)、窓辺を流れる青い光がきれいでした。
 
 このライブは「録音可」という太っ腹な企画。高樹さんはオフィシャルブログで「またライブの予定はあるが、当面CDは出ない」と言ってますが、あれだけクオリティの高い新曲があるのだし、近い将来音源を出していただけると、ありがたき幸せ。
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2009.11.21 / Top↑
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