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 すでに上半期も終わろうというのに、今年初めての映画という事実に自分でビックリだ。日常が忙しくなると、とくに映画は後回しになるものだと、実感。(音楽や本は、多忙のあおりを受けにくい)
 
 企業の人事課に代わってリストラ宣告をするという職業が実在するのかどうか知らないが(少なくとも日本ではありえないと思う)、こういう仕事で正気を保っていられるライアン(ジョージ・クルーニー)は、そもそも強い人間なのだろう。
 他人と親密な関係を築くことが面倒で、結婚や家庭生活にも興味がないやり手のビジネスマンが、初めて孤独を感じて改心(?)するという展開は珍しくないと思うが、単なるハッピーエンドにしないのが、この作品の面白いところ。初めて挫折と孤独を味わったライアンが、「大切な人ときちんと関係を築き、ともに生きてゆく」未来を選ぶかどうかは、結局彼しだいだ。ハッピーエンドとはいえないが、バッドエンドでもない。逆にいえば、そのほろ苦さがリアルでもある。
 それでも、ライアンは常識的で情もあり、なんたって「強い人間」だから、きっとどうにかうまくやっていくんじゃないの? と個人的にはほのかな希望を見たのだが。

 面白かったが、監督・脚本のジェイソン・ライトマンの持ち味なのか、話の展開は終始地味で淡々としている。J・クルーニーが主役を張るスター映画には違いないのに、話の地味さに加えて、ヴェラ・ファーミガ、ナタリー・キーナーという主役に絡む女優にまったく華がないこともあり、なんだかスター映画の匂いがしない。
 世界的不況のなか、ハリウッドも“脱スターの佳品”を模索しているのかもしれませんね。
 
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2010.06.02 / Top↑
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