見たり読んだり、なにか発見したり。

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 生まれて初めて読んだ18禁マンガは、語シスコのデビュー作。1999年刊のBL(ボーイズラブ)。

 描写じたいが過激すぎるのか、青少年にふさわしくない内容が含まれているのか、正直、18禁の基準がよくわかりませんが(過激なプレイは出てくるけど)、ガツンガツンに響く破壊力と、せつなく美しい“救済”のストーリーに心を摑まれ、

 大人になってよかったな~

 と思った。いや、もう中年ですけど。
 ノンブルが打てないほど断ち切り連続の画面、怒涛のごとく繰り出されるモノローグ、そしていろんなタイプの孤独な男とロクデナシ男、頭はからっぽだけど優しい少年たちが繰り広げる、多くは災難のように始まる暴力的なセックスの関係が、最後にはラブになって迷える彼らに救いをもたらすストーリー、どれをとっても痛快爽快。短編のアンソロジーだが、各編のオチもいい。かなりハチャメチャな展開なのに、ここはそうだそうでなくちゃいけない、と読み手を納得させてしまう力があって、バカ笑いしながら、ほろっと感動する。

 余勢を買って、最新刊「超天国(ドヘブン)」、「おとなの時間」「左巻きのベイビー」と立て続けに読了。「超天国」のメインは、オタクのメタボ青年が彼氏である売れっ子美形タレントに理不尽に振り回される話(でもラブはいっぱい)で、コマ割りはより細かく、台詞はより多く、手書き文字がこれでもかというほど詰め込まれ、じつにエネルギッシュです。
 
 こんな常識外れなラスボス級のモンスターを(※ラスボス=ラストボス。ゲームにおける最強キャラ)
 こんなに愛しいと思うチャレンジャーは
 宇宙広しと言えど 僕っくらいのものだろう
 どんな困難で厳しい試練の待つダンジョンを迎えようと(※ダンジョン=ゲームにおける「迷宮」)
 僕は君を愛する 
                      (超天国より)

 心洗われる、いい台詞だ(笑)。全編、こんな勢いですから。
 語シスコが描く主人公は巻き込まれ型が多く、初めは大混乱しつつも次第にその境遇を受け入れ、結果として、人間として一皮むけたり、新しい扉をひらいたりといった展開を見せる。自分は、そういう話が好きみたいです。
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2009.02.14 / Top↑
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