見たり読んだり、なにか発見したり。

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 ゆく2010年、来る2011年。
 これだけ不安要素がたくさんあって先行きの見えにくい時代だと、
 健康で仕事があるというだけでじゅうぶん幸せだ。

 とはいえ、社会の一員として年齢的にも完全なる中堅(以上)になり、
 あとに続く世代に、将来に夢も希望もない世の中だと言わせないために
 大人として果たすべき責任はあると思う。

 だれかが動くのを待つのでなく、みずから考えて動く。
 だからこそ、その「自分の考え」ってやつに芯を持たなければ。
 そんなことをつよく感じた一年だった。
  
 以下、総括しようのない乏しい今年の見聞録。
 ・ライブ9本(月イチには届かず)
 ・舞台3本
 ・映画4本
 ・新刊で買った本&マンガ57冊(うちBL44冊)
 ・中古  〃  119冊(うちBL99冊)

 せめて来年は月イチで映画館に行きたい。
 舞台も(伝統芸能含め)もう少し見ないと、と反省しきり。
 
 
 ・2010年 血沸き肉躍った本 
      ・烏城あきら「許可証をください」シリーズ
      ・デュマ「モンテ・クリスト伯」(20年ぶりの再読)
      ・佐藤多佳子「一瞬の風になれ」
      ・三浦しをん「風が強く吹いている」
        面白いと称賛する声が多い作品は、基本、ハズレはないという好例。

 ・2010年 印象に残った本(非BL)
      ・加東大介「南の島に雪が降る」
        太平洋戦争で召集されニューギニアのマノクワリに送られた俳優による体験記。
        兵士たちを慰労するための劇団づくりと、そこでのさまざまな出会いがつづられる。
        東北出身の部隊の300人が観劇し、クライマックスで舞台に降る紙の雪を目にして
        肩をふるわせて全員泣いていたという話など、思わず胸をつかれた。
        数ある戦争体験記とは違った切り口ながら、文章の秀麗さもあって、
        行間から人間の強さと命の尊さが滲みだす名著。
      ・D・フランシス「決着」
        2月に逝去した作者の代表作「競馬シリーズ」の一つ。
        ミステリとしてというより、子沢山の主人公が関係の壊れかけている妻に抱く思いと、
        若い頃の妻によく似た女性に一目ぼれして、どう落とせるか悶々と苦しむ姿、
        そして最後に冷え切ったはずの夫婦が選ぶ道の、ある種、滑稽だけれど
        リアルな描写に唸りました。
      ・中島京子「FUTON」
        新直木賞作家のデビュー作。田山花袋の「蒲団」を本歌取りしている。
        本家のほうは読んでいないが、知らなくても別に問題なし。
        登場人物も魅力的だし、本歌取りという手法をとてもうまく料理していて
        読む楽しみを存分に味わわせてくれる。

 ・2010年 面白かった新刊BLコミック(順不同)
      ・石原理「逆視眼2」(ほかに「怜々蒐集譚2」)
      ・依田沙江美「美しく燃える森」
      ・今市子「幻月楼奇譚3」(ほかに「僕のやさしいお兄さん3」
      ・本間アキラ「兎オトコ虎オトコ2」
      ・山田ユギ「一生続けられない仕事1」
      ・SHOOWA「ジンと猫は呼ぶと来ない」
      ・草間さかえ「マッチ売り」
      ・国枝彩香「50×50」
      ・井上佐藤「オオカミの血族」
      ・岡田屋鉄蔵「千」
        石原さんと今さんはとにかく好きなので、新刊が出るだけでうれしいが、
        中身もやっぱり期待を裏切らない。ほかはみんな人気作。
        旧作では依田さん、SHOOWAをほぼコンプリート。宮本佳乃さんもやたら買った。

 ・2010年 面白かった新刊BL小説(順不同)
     ・榎田尤利「交渉人は嵌められる」「交渉人は諦めない」
      「スイーパーはときどき笑う」「愛とは呼べない1」
       エダさんのクオリティの高さとそれを量産できる基礎体力は、すばらしいの一言。
     ・高遠琉加「成沢准教授の最後の恋」「世界の果てで待っていて―嘘とナイフ」
       エダさんと並んで、旧作をふくめもっとも読んだ高遠さん。
       甘さと痛さのまざり具合がだんだん好みに合ってきた。
       BLということをおいても、読ませる小説が書ける人だと思う。
     ・いつき朔夜「溺れる人魚」
       作品ごとに毛色が違うし、話に厚みと説得力があるので満足度が高い。
       旧作では「コンティニュー?」がとても面白かった。
     ・小林典雅「恋する遺伝子」
       唯一無二の発想と展開がクセになり、既刊は全部そろえた。 
       小林さんは現役ナースなので医学知識はもちろん豊富だし、
       世事に聡い、頭のいい方だということもよくわかる。
     
      旧作では烏城あきら、鷺沼やすなさんなど。コミックより小説のほうが
      好きな作家に偏るようで、なかなか新規開拓できないが、
      話題作を中心に手にとり、新たなお気に入りを見つけられたらと思う次第。
      
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2010.12.31 / Top↑
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