見たり読んだり、なにか発見したり。

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 今年の初詣でひいたおみくじは、なんと大吉。
 初売りの福袋2個は1勝1敗(ベルベットのサロペットなんて誰が着るんだ?)だったが、
 箱根駅伝では母校が優勝し(ヒヤヒヤしてまともに見られなかったが)幸先はよい。

 と思っていたら、大吉の本領は意外なところで発揮された。
 ファンクラブ経由で買ったチケットがC.C.Lemonホール最前列というサプライズ。
 「2列○」とあったので当然2列目だと思っていたが、
 安全面での措置なのか、なぜか最前列が取っ払われており、
 繰り上げで最前列と相なった。地元○○神社の神さま、ありがとうございます。

 そして、さらにその上をいくサプライズが。
 キリンジのライブを見はじめてずいぶんたつが、ダブルアンコールというのは記憶にない。
 東京最終日の公演は、そのまさかのダブルアンコールがあり、
 今回キリンジが用意した全部の曲を聴くことができた。
 
 これはまさにお年玉。
 最高の位置で最高の演奏を楽しみました。
 本編の選曲は昨年と同じ内容だが、さすがに照明は豪華で音響もよかった。
 ライブハウスの臨場感も捨てがたいけれど、位置によっては奏者が見えないし、
 年のせいもあって、最近はつくづくホール公演のほうがありがたい。
 老いも若きも楽しめ、立つも座るも各人の自由なのがなんといってもラクだ。
 オープニングの「台風一過」は割れ気味に聞こえたので、
 最前列は音の鳴りがキツイのかと思ったが、それも2曲目から気にならなくなった。

 なにより一人ひとりの演奏がつぶさに見られるのが、最前列の特権。
 前回はでかい柱に邪魔され、影も形も見えなかった田村玄一さんと千ヶ崎学さんも
 ばっちり拝めました。多彩な楽器をとっかえひっかえする田村さんは
 まさに八面六臂の大活躍で、たまにぼーっと見とれてしまう瞬間も。

 ネクタイに灰色のカーディガン姿の泰行さんは、ちょっと髪が伸びた印象。
 高樹さんは青チェックのシンプルなシャツ1枚で、
 余計なものは着んと演奏に専念します、みたいな感じ?
 MCでホリゴメ兄弟がいまだにお年玉をもらっていると聞き、
 思わず「えーっ」と声にだしてしまった。こういう話を聞くと
 この兄弟ってじつは育ちがいいんだなあ、と思いますね。
 主義主張とは関係のないところで音楽をやっているように感じるのも
 彼らの育ちのよさが影響しているのかと思ったり。

 アンコール1曲目は、初聴きの「愛のCoda」。この曲に付き物のミラーボールが
 するする降りてきて、こぼれるような光を放っていた。
 そして「Drifter」と「さよならデイジーチェイン」。
 
 普通ならここで終わりなので、さあ、と荷物を手にしかけたら、
 会場からふたたび拍手が起きはじめる。ひょっとすると顔くらい出すかしらと思い、
 荷物を置いて拍手に加わる。場内アナウンスはまだかからない。
 大きな拍手が続き、これはまさかのサプライズか、と思ったそのとき、
 照明がついて彼らが入ってきた。場内はもちろん割れんばかりの大歓声。
 アンコールが終わってすぐ席を立った隣の女性があわてて戻ってきて、
 「帰れなーい」と困ったようにつぶやいた。うれしい誤算てやつですよね。

 ダブルアンコール1曲目は「エイリアンズ」。これですよ。
 キリンジといえばこの曲という縛りを解き放ちたかったのか、
 今ツアーでは日替わりでの演奏だったようだが、
 おそらく今日やる予定ではなかった曲が、ものすごい濃度で胸に刺さった。
 ステージで数百回と歌ってきたからこその完成度の高い演奏に、
 情感が加わった泰行さんの声が乗る。迷いのない、張りつめた一音一音。
 音が、声が心の深いところで共振するような、圧倒的な体験でした。
 2曲目の「悪玉」で軽やかにフィナーレ。

 「今日は楽しかったです」と言って帰ってゆく泰行さんの表情が
 ちょっと感動しているみたいに見えて、あら珍しいと思ったら、
 こちらまで幸せな気分になりました。
 素敵なお年玉をいただいて、感謝しています。
 
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2011.01.09 / Top↑
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