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 2004年に76歳で亡くなった加山又造の回顧展。先日入場10万人突破というニュースがあったが、会期ギリギリでようやく観に行けた。

 現代日本画家でいちばん好きな人なので、隅から隅まで堪能しました。絢爛豪華な屏風絵や青い目の長毛猫と牡丹シリーズなどは知っていましたが、初期の動物画などは初めて観るもので、ものすごく新鮮だった。寒色系の暗いタッチのものが多く、その線の力強いこと。画家の内面に触れるような厳しさに胸を突かれると同時に、40年以上前の作品のモダンさに心底驚いた。

 とりわけ圧巻だったのは水墨画。打ちつける波が画面から飛び出してくるような「月光波濤」、北宋山水に倣った「仿北宋水墨山水雪景」、葉っぱを琳派のたらしこみ技法で描いた「牡丹」(一部彩色)など、作品の前で立ち尽くす人がたくさんいました。すごいものを観ると、人は無言になる。加山さんはとても色気のある方だったそうなので、ああなるほど、絵を観るとそんな感じだと思う。

 夕方は、西川会の日本舞踊の舞台。友人の妹君である西川鯉栄さん「鷺娘」、凛として強く、はかなげで素晴らしかった。
 美しいものをたくさん観て、浮世の垢にまみれた身が洗われた一日。
 
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2009.03.01 / Top↑
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