見たり読んだり、なにか発見したり。

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 予期せぬ展開で異様な盛り上がりを見せたライブは、合計なんと4時間! 
 普段体験できないカルチャーにも触れ、いろんな意味でお腹いっぱいの催しだった。
 
 複数の出演者が出るイベントの場合、つなぎが悪いとかファンのお目当てが分散するなどで
 中だるみしがちだが、今回は客が飽きないよう細部まで工夫されており
 笑顔のステキな発起人・矢野博康さん(1970年大分市生まれ)の企画力が光った。
 矢野さんが紋付袴で和太鼓をたたくオープニングから、意表をつかれることの連続で。
 
 事前に出演者をザッと見ただけの予備知識で会場に入ると、やけに男性が多い。
 「ハテ、この客層は?」と思ったが、ふかく追求はしなかった。
 このあとアイドルのお姉ちゃんたちに狂喜乱舞する男子たちに圧倒され、
 ついには、一緒になって手拍子足拍子で参戦することになろうとは…。

 出演者は実力派ぞろいで(堂島孝平、秦基博は生で聴くのは初めてだが)
 安心して見られたというか、各ステージともさすがの貫禄。
 今回、出演者どうしが一曲ずつ共演する趣向で、
 土岐さん&秦くん、土岐さん&アイドル、アイドル&堂島くんとそれぞれ味わいがあったが、
 馬の骨と秦くん目当ての客(私です)には、二人で演奏した「エイリアンズ」が
 激レアだった。秦くんはノドの調子が悪く、終始つらそうだったが、
 それさえものともせず、歌ってる側も聴いてる側も、
 宝物をそっと抱えるようにその時間を共有する感じで、なんともいえない至福の空間だった。
 まさに、音楽の魔法。

 帰り道、大震災後はじめて歩いた夜の渋谷は、想像以上に暗かった。
 日本を代表する不夜城が、地方都市の午前零時過ぎ的な佇まいになっていたとは。

 帰宅後、キリンジがNHKに出演した奇跡の「ザ・ソングライターズ」(前編)を見る。
 「嫌いな言葉は?」という佐野元春御大の質問に「アラフォー」(ヤス)、「女子会」(高樹)。
 いい年のおばさんが加齢に抗うポジティブ思考が、兄弟には悪あがきに映るのか(笑)
 40過ぎて「女子」を名のるふてぶてしさは、当事者的にもどうかと思うけどさ。
 
 オープニングアクトは現役高校3年の南波志帆ちゃん。高樹さんが楽曲提供しているので
 存在は知っていたが、実際見ると自分がここにいるのが場違いに思えるくらいに若い(汗)。
 曲も悪くないし、本人のキャラクターも面白い。大人に交じっても物怖じしない、というか、
 受け答えの適当さが高田純次みたいで、ナチュラルに笑いも取れる。
 ひそかにブレイクを予感させる、大物感がただよっていました。
 
 本編トップバッターが馬の骨。曲は
 1.少しでいいのさ
 2.Fine Play
 3.燃え殻
 4.Snow
 5.Chewing Gum On The Street
 6.だれかの詩

 この日の声はまったり伸びやか。このメンツだと、泰行さんももうベテランの方に入るんだなと
 しみじみ。デビュー10年も過ぎれば、まあそうなるんでしょう。

 2番手はオシャレ番長・土岐麻子さん。矢野さんと土岐さんが同じバンドだったことを
 知っている人も今は少ないのかしら。シンバルズはとてもセンスのいいバンドだったと思うが、
 土岐さんがソロになって売れたのは喜ばしいし、とくに再結成してほしいとは思わない。
 でも、沖井礼二さん(元リーダー)の動向は気になる。

 3番手は秦くん。先週「Saku Saku」ゲストで出ていて、なんというかこの人は
 肉食系でも草食系でもない、弟系モテ男子なんだろう。体もデカイが肝も据わっている。
 所属事務所のオーガスタは「声に個性のある人」を好む傾向にあるが、
 秦くんは天性の声質に加え、体全体で歌にぶつかろうとする熱意がほとばしって、
 とりわけライブ栄えがする人だと思う。
 今回も声の不調をパワーで押し切ろうとする一途さに、思わずキュンときた(笑)

 4番手はアイドルグループ「アイドリング!!!」、中学生を含む女子20人。
 いま日本のアイドル界は大所帯が基本なのか。AKB48とモー娘。のほかにもこんな子たちが
 まだ沢山いるのか。などというおばさんのギモンとは関係なく、周囲の男性ファンが
 待ってましたとばかりに踊りはじめる。感極まって指揮者のようにエアータクトを振る青年、
 マサイ族のように垂直に飛び上がって歓喜を表す青年。これって、オタ芸というやつ?

 折しも、この日は代々木第一体育館で「少女時代」のライブをやっていたそうで、
 彼女たちは「負けたくありません(笑)」とコメントしていた。
 アイドルは売れれば売れるほど輝きを増すというが、
 売れる途中(?)の彼女たちはいろいろな意味で原石っぽく、見てて興味ぶかかった。
 (おなかがポヨポヨした太めの子とか、歌がうますぎてかえって浮いてる子とか、
 AKBにいてもおかしくないほどの正統美人が、でもここに所属している現実とか)
 長い人生、アイドル稼業はあくまで踏み石。ぜひ、がんばっていただきたい。

 トリを務めた堂島孝平くん。デビュー16年というキャリアを知ってびっくりしたが、
 それ以上に、ハンパないライブの盛り上げ方に脱帽した。
 息をするようにあんなにベラベラ喋るミュージシャンを、私ははじめて見ましたよ。
 オタ兄さんから秦くんファンの若い女子まで、怒涛のようにねじ伏せ、巻き込み
 歌い上げる圧巻のパフォーマンス。ほんとうに凄かった。
 堂島くんのソロライブを見てみたいと思いました、ただしホール公演のときに。

 ラストは全員で、去年のヤノフェスで作ったというオリジナル曲を合唱。
 ヤスがライターの一人を務め、ゆえの判官びいきかもしれないが、やけにいい曲だった。

 面白かったが、ものすごく疲れた4時間。
 帰り道、足がヨロヨロしてまっすぐ歩けていなかった(笑)
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2011.06.19 / Top↑
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