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 三谷幸喜監督の最新作。
 タイトルロールが出たとき、隣の女性がツレの男性に「カ・ナ・シボリ?」と
 確認しているのを聞き、外国人だったのか!とびっくり。
 結果的には日本人でなくても面白さは伝わったようで、彼女もよく笑っていた。

 たしかに楽しかったのだが、一貫してファンタジックな設定のせいか、
 映画というより舞台を観ているような気分になった。
 B・ワイルダーやF・キャプラに影響を受けた映画監督は日本にも多いだろうが、
 彼らのような軽妙洒脱な邦画はあまりないので(そもそも笑いの質が違う気がする)
 そこを強く意識しているらしい三谷作品は、印象が舞台的なのかもしれない。

 ひとことでいえば、血のかよったファンタジー。
 邪道なのは十分承知で、三谷さんとスタッフ&役者陣ががんばっている姿が
 伝わってくることが、映画の見どころそのもののように思った。
 実際、劇場を出たとたん内容は忘れてしまい、面白かったという余韻だけが残ったし。

 幸のうすそうな被告人役にKANを配するセンス、西田敏行のアドリブらしき応酬、
 阿部寛があえなく死んでしまう展開……と楽しいシーンはたくさんあったが、
 三谷組のなかに派手な芝居組(市村正親、山本耕史ら)と
  地味な芝居組(小日向文世ら)がいて、絶妙にバランスをとろうとしているところとか、
 浅野忠信や竹内結子、草なぎ剛の浮き具合も、いい意味でおかしかった。
 深津絵里も巧いし、あの透明感は天性のものなんだろう。
 そして中井貴一、グッジョブ(私的に助演男優賞)。

 やはり、内容というよりも役者の芝居を楽しんだ気がします。

 佐藤浩市や唐沢寿明らがカメオ出演のように次々現れますが(そして楽しそう)、
 大泉洋だけは本編に出ない「特別出演」なので、エンドロール終了まで席を立つべからず。
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2011.12.01 / Top↑
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