見たり読んだり、なにか発見したり。

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 物事の終わりというのは、わりと唐突にやってくる。
  
 六本木のライブレストランSTB139がオープンしたのは、1998年12月。
 いつから通い始めたか覚えていないが、10年以上は経つだろう。
 その観たステージのすべてが吉田美奈子&ザ・バンドだった。
 毎年春と暮れ、せっせと通い、よく飲んで、歌を聴きながら涙した。

 美奈子さんにとっても思い入れの強い店だと思うが、
 今年5月で営業を停止するとのことで
 去りゆく冬とともに、最後のライブになってしまった。

 とは言っても、いつも通りの歌声と演奏に、いつも通り心洗われ
 音楽の神様に愛された人の生の声に、気持ちの奥深い部分がビリビリと共鳴する。
 ラストに、スタッフの方々の名前を読み上げて感謝の意を表す美奈子さん。
 私にとって15年は短いが、こういうレストランを15年続けたこと自体、
 企業努力の賜物なのかもしれない。

 ビルボードライブもブルーノートもステージは1時間なので、STBのように
 休憩をはさんで3時間というのは、ほんとうに贅沢だったと思う。

 今年以降、吉田美奈子&バンドの編成でクリスマスライブが見られるかどうか。
 あるいは、主な拠点がブルースアレイあたりに移るのか。
 現時点ではわからないが、定期的に聴き続けることができればと思っている。

  
 

 
 
 
  
 

 


  
2014.03.14 / Top↑
 羅川真里茂の「ましろのおと」から津軽三味線に興味が湧き、高橋竹山のCDなども買ったが、
 自分でやってみたいと思うのは、実は細竿のほうだったりする。

 文楽を初めて観た時に驚いたのが、三味線という楽器の情感と繊細さ。
 激しく自己主張するような音ではなく、義太夫の節にぴたりと寄り添う。
 静かな雪景色にも、ドラマチックな道行きにも、親子の涙の別れにも。

 俚奏楽は1971年に創作された邦楽のジャンルで、「俚」は「都」に対する「鄙」だそう。
 社中を率いる本條秀太郎さんは、十数年前に一度仕事がらみで演奏を聴いたことがあり、
 とにかく歌声が艶やかでのびやかで、その声の良さに衝撃を受けた。
 当時は、三味線そのものの印象はあまり残らなかった気がするが。

 今年、サイモン・マクバーニーの「春琴」で本條さんが音楽を担当しており、
 この演奏会のチラシが入っていた。初めて観る純邦楽の舞台。
 チケット代5000円で全自由席のシステムにビビったけれど
 席がない!! という事態にはならなくて一安心。それはまあそうか。
 
 3部構成で、
 ・湯入り初唄
 ・阿波のうずしお
 ・関寺小町
 ・恋
 ・花の江島
 ・残る月影
 ・常陸踏歌

 本條さんのほかに唄が4人、三味線が5人、あとは囃子4人と箏。
 30代に見える人もいたが、メインは50~60代か?
 上手などと言ったら失礼かもしれないが、若い人にはだせない円熟味があって
 いいお湯に浸かったかのように、じんわりと沁みる味わいだった。
 本格的に聴いたことがなくても、奏者の技術の高さはよくわかる。
 初めて聴くのに懐かしいというか、身体にするりと入ってくるのは
 確かな技術があるからこそ。

 その上手さを表現する術を持ち合わせていないのが残念! ですが、
 長唄三味線への憧れが、大きく膨らんだステージでした。  
 本條さんの声は、昔聴いた時よりも穏やかで柔らかな印象で、
 ご自身にとってはもちろん、私の上にもそれだけの年月が流れたということを
 期せずして思い返したのだった。
2013.12.13 / Top↑
 行く予定がなかったステージだが、急遽見に行くことに。
 今週はいろいろてんこ盛りだな。そういう時に限って、仕事が入ってきやがる。(笑)

 新生バンドでの2度目のセッション。演奏が若返り、グルーブ感が強くなった。
 美奈子さんの声も絶好調! 空気がビンビン振動してました。
 たとえが微妙に違う気もするが、ダムの放水が頭に浮かぶ……。

 河合代介さんが作曲した「Ghost」(と聞こえたが、違うかな)という
 曲が印象的だった。新曲だと思うが、美奈子さんは最近、アルバムを出さずに
 ライブで新しい曲を披露することが多い。
 知らない曲を初めて聴く、それもまた楽し。

 12月初旬にも同じ編成のステージがあるそうだ。
 当然、クリスマス仕様だろう。予定が合えば、ぜひ行きたい。
2013.10.11 / Top↑
 台風18号の影響で朝から土砂降りだったが、東京は午後から晴れたので
 中止・延期の憂き目にあわずにすんだ第3回矢野フェス。
 開場16時のはずが、全員が入場したのが17時の開演間際まで手間取ったのが謎だが、
 恵比寿のおしゃれホールのスタッフの客捌きはこんなもんか、と思いつつ粛々と並ぶ。

 8月に新生KIRINJIを見て、次は堀込泰行というのは自然な流れで、
 ほとんど機械的にチケットを取ったきり
 期待値“そこそこ”くらいの感じで、当日まで放念していた。

 ところが、その無欲(?)が呼び込む福の神の計らいか、
 楽しかったのなんのって!

 8月の「ワールドハピネス」は18組×平均20分という編成だったが、
 こちらは、オープニングアクト+メインゲスト4組×30~40分(コラボあり+飛び入りの構成で
 すべてがもれなく聴きごたえあり、笑いあり。贅沢で潤沢な時間だった。
 2年前の同フェスも堪能したが、正直ちょっと長尺だったので(→こちら
 内容の良さもあって、今回のほうがずっと楽に感じた。

 とくに泰行さんと秦基博目当てのファンなら、2人が一緒に歌った「アイ」を
 深く深く胸に刻みつけたと思う。あのすごい音源を残してほしかった、とも。
 前回2人で歌った「エイリアンズ」にも感動したが、
 あのときは秦くんの声が本調子ではなかった。
 ともに高音の美しいボーカリスながら、声質は似ていない。で、その魅力的な声が
 化学反応を起こすとどうなるか、というのがコラボ最大の楽しみ。

 あまりに贅沢で、思わず息をするのも忘れる。(いや、マジで)
 ああ~幸せ! としみじみ噛みしめる。
 泰行さんが他人の曲を歌うと、歌い手としての声だけが立ち上ってくる。
 空気が凝縮して、声に貫かれるような。あの感覚をどう言ったらいいんだろう。
 ちょっと凄い体験だった気がします。

 余談ながら、帰宅後、その日の「堂本兄弟」のゲストが秦くんだと知り、
 ずいぶん久しぶりに番組を見てみた。
 前田敦子が秦くんのファンだそうで、2人で「アイ」を歌ったが、
 数時間前にヤスの声で聴いたアレは何だったの? というくらい違う印象だった……

 素晴らしく面白かった第3回を終え、矢野さんは「来年またやるかも」
 とポツリ。それはもう大歓迎。準備等大変だと思いますが、またぜひ来年も!
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2013.09.15 / Top↑
 猛暑の今夏に、まさかの野外フェス参加。付きあってくれたFさん、ありがとう。
 見渡せばひとり客もけっこういたが、私はもう同行者なしでフェスは無理。

 同じ日に開催されたサマソニに比べたら、超高齢者仕様でしたが、
 面白かった。ジリジリと焼け焦げそうな炎天下の昼過ぎにスタート、
 40代にしては上出来なほど踊り狂って、チケット代分は楽しみ尽くす。

 が、翌日から紫外線性の皮膚炎(かゆみと腫れ)に悩まされることを
 踊っている最中は予想もしていなかった……。

 あ、新生キリンジのお披露目ライブも観てきました。

 出演者:
 大橋トリオ
  ※カッコイイわー。曲も、大橋さんのビジュアルも。
 Controversial Spark(incl.鈴木慶一)
  ※ボーカルの女性の破壊的な声が印象的。最初は緊張してるだけなのかと思ったが
  そうじゃないんだよね?(笑)
 高橋幸宏
  ※今回のフェスのオーガナイザー。今日のJ-POP界?における幸宏さんの
  立ち位置の特異さがよくわかる。外見も若いけど、曲や声の若さにびっくりだ。
 MIDNIGHTSUNS
  ※がっつりロックなお兄ちゃんたち。初めて観たけど、楽しく踊れました。
  メンバーの一人は、名ギタリストだった故・大村憲司さんの息子だそう。
 
 長いので、あと折りたたみます。
 
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2013.08.14 / Top↑
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